iPhoneフリーズやアプリの動作が遅い・・・トラブル対処法はこれだ!
iPhone利用時、画面が固まって動かなくなるフリーズ、アプリの動作がおかしくなるなど、予想しなかったようなトラブルに遭うことがあります。 このように、アプリが起動しない、フリーズするなどの症状は、お手持ちのiPhoneに原因がある場合と、人気のあるアプリや、ユーザー数の多いアプリに負荷がかかるのが原因である場合があります。
そこで、お手持ちのiPhoneの主なトラブルの種類と、その対処法についてご紹介します。これらの方法を予め知っておくことにより、トラブルの予防、万が一の時にもあわてずに済みます。
―アプリのトラブルの症状と原因―
■アプリが重い
・アプリを起動するまでに時間がかかる
・SNSアプリ使用時に画面がフリーズする
・一部の画像が表示されない場合がある
このように、アプリが急におかしくなることがあります。
「重たい」といわれる、このような症状の原因はメモリ不足である場合が多いです。
■通信速度が遅い
・「iPhoneがネットワークに接続されていません」と表示される
・画面をスクロールしても動かない
・SNSで投稿する時に時間がかかる
これらの症状が出る場合は、まず通信会社の速度制限を確認してみましょう。
それ以外では、インターネット接続できていない可能性があります。
■アプリが落ちる
ゲームやSNSなどのアプリを使用しているときに、急にホーム画面に戻ってしまうことがあります。いわゆる、「アプリが落ちる」と呼ばれる症状です。
その原因には、バージョンが最新でない、iPhoneとの互換性が悪いなどが挙げられます。iPhoneとアプリ、双方のバージョンを確認する必要があります。
■アプリが起動できない
アプリを起動させると、すぐホーム画面に戻ってしまい、アプリが起動できない場合があります。起動できないとデータの保存ができないため、困る方も多いのではないでしょうか。
この場合には、アプリをいったん削除し、再インストールする必要があります。
■エラーが繰り返される
・「ネットワークに接続されていません」と表示される
・「エラーが発生しました」と表示される
・SNSで投稿が完了しているにも関わらず、「送信中」と表示される
このような状態を続けるとバッテリーの劣化にもなるため、改善が必要です。
―アプリ動作が遅い・落ちるときの対処法―
■強制再起動
iPhoneのタッチが効かない、フリーズしたなどの症状が出た場合は、強制再起動をしてみましょう。
強制再起動とは、電源ボタン(スリープ/スリープ解除ボタン)と本体の下にあるホームボタンを、同時に30秒以上押し続けることです。いったん画面が真っ暗になり、電源OFFになります。そのままボタンを押し続けて、画面の中央にリンゴマークが出たら、ボタンから手を離します。この強制再起動により、蓄積されているデータが少なくなり、使えるメモリが増えます。
なお、常にメモリ不足となる場合は、アプリの容量がお手持ちのiPhoneの空き容量を超えている可能性があります。それは、アプリをインストールする場合に対応できる機種が表示されることからも分かります。このような場合は、これを機会に上位機種に変更することが得策といえましょう。
例えば、iPhone6の最大のデータ容量は128GBですが、最新機種のiPhone7の場合は256GBとなっており、2倍になっています。
機種変更を行う際、買取価格の見積もりは業者によって様々な条件があります。しかし、原則として、最新機種に近いほど現金で高く買い取ってもらえます。
■マルチタスクの停止
ホームボタンの2度押しで、マルチタスクが起動します。
画面に出てきた使用中のアプリは裏で作動し続けているため、これらのアプリを上にスワイプ(画面を指でこすりあげること)して、消していきます。それにより、起動している他のアプリを強制的に停止させることができます。また、他のアプリの停止により、メモリの余裕もできます。
■アップデート
アプリの動作がおかしい、起動しない場合は、バージョンに問題があることがあります。iPhone本体のOSのアップデートをしても、アプリのアップデートをしていない場合は、問題が発生することがあります。
また、iPhoneのアップデート後、すぐにアプリ側のアップデートを行うと、アプリを使用できない場合もあります。
そのため、iPhoneのアップデートの前には、アプリについての情報収集も必要でしょう。
■ネットワーク設定のリセット
下記のような症状の場合は、ネットワーク設定のリセットを試してみましょう。
・通知が来ない
・送信できない
・更新できない
・電波の部分が、検索中の表示になっている
ネットワーク設定のリセットとは、インターネット上のパスワードやWi-Fiのパスワードなどの設定のみをリセットする機能です。
これにより、ネットショッピングやSNSなど自動ログインしているものがすべて解除されます。インターネットの速度が遅い場合や、エラーが出ている場合に活用できます。
■アプリの削除
アップデートをしてみても改善しない場合は、一度アプリを削除してみます。
削除の方法は、そのアプリのアイコンを長押しして、左上に出た小さなXマークをタップします。アップデート中にアイコンがフリーズした場合やアイコンがグレー色になっている場合も、アプリの削除をしてみましょう。
なお、App Store で配信終了となっているアプリは、再インストールできません。
―対処法を実践する前に注意すること―
■バックアップ
念のため、バックアップを取ってから対処法を行ってください。
強制再起動をするとiPhoneに負荷がかかり、起動しなくなることがあります。また、アプリのアップデートを行うと、アプリが初期化されて、それまでのデータがすべて失われることがあります。
例えばLINEなどは、削除前にデータのバックアップが必要です。パソコンでiTunesを利用するか、iPhoneでiCloudを利用するなどして、可能な限りのバックアップを取っておきましょう。それにより、悔しい思いをすることが少なくなります。
■再インストール
アプリを削除し、再度インストールをする場合、データの引継ぎが必要な場合があります。主にSNS系では、ログイン用のIDとパスワードが求められます。
その他にも、アプリ内でのデータの引継ぎやデータのバックアップが行えます。そのため、アプリの削除前には、アカウントや必要事項のメモを取っておくことをおすすめします。
―まとめ―
iPhoneを使用していると、これまでご紹介したようなトラブルに遭うことがあります。
アプリのフリーズなどは、使用年数が長くなるほど回数が増えます。はじめの頃はサクサク動いていたのに、だんだんと動作がもたついてくることがあるでしょう。
メモリの蓄積によって空き容量が少なくなることにより、iPhoneに負荷がかかり正常な動作ができなくなります。少しでも長く快適に利用するためには、iPhoneのリフレッシュ作業、整理整頓が不可欠です。またそれでも改善しない場合は、上位機種に買い替える時期かもしれません。
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