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iPhoneをネットオークション・フリマに出品する際の注意点

日本のスマートフォンユーザーの約70%がiPhoneを利用しており、iPhoneは日常生活に欠かせないものとなっています。 日々発展する情報化社会の中で、iPhoneも例外でなく進化しており、新機種や新機能が常に追加されています。そのため、互換性やコミュニケーションの観点から、iPhoneの新機種を購入し、進化に着いていくことも重要です。

しかしながら、iPhoneの新機種がリリースされるペースは非常に早く、決して安くはないiPhoneを、リリースの度に買い換えることは難しいでしょう。新機種購入にあたっての資金の面での負担を軽減するために、自身がそれまで利用していたiPhoneを買い取ってもらって購入資金にするといったサービスが各業者により行われています。

例を挙げると、キャリアによる下取りや中古買取業者による買取、ご自身でネットオークションなどに出品する手法など様々です。それぞれの手法にはメリット・デメリットがあるため、自身の状況やiPhoneの状態などを考慮して、自身に合った手法を用いることが大切です。
そこで今回は、ネットフリマやオークションを用いた方法についてお伝えします。

―iPhoneをネットフリマやオークションに出す際の注意点―

ネットフリマやネットオークションはPCひとつで購入者との連絡や販売手続き、購入金額の決定が可能であるため、売却の際に有効な方法のひとつです。
しかし、全ての手続きを自身で行う必要があるため、少々手間がかかるうえに、トラブルが生じる可能性があります。
そこで、ネットフリマやオークションに出す際の注意点についてご説明します。

■ネットワーク制限の確認
iPhoneには、端末によってネットワークの利用制限がある場合があります。
出品するうえで、まずIMEI(スマートフォン端末1台ずつに与えられた識別番号)を用いて、自身でネットワークの状態を確認し、IMEIを商品に記載して、購入者でも確認できるようにする必要があります。
ネットワーク制限がかかる例を、以下に挙げます。

・端末の分割払いが完了してない場合
・支払いが滞っている場合
・不正に入手した端末である場合
・本人確認書類の偽装や虚偽の申告が発覚した場合

これらの場合、ネットワークが突然停止するなどの問題があります。
そこで、IMEIの番号をキャリアのHPで入力し、自身の端末に問題があるか否かを確認します。各キャリアのHPにIMEIを打ち込むと、自身の端末の状態が「○」「△」「×」で表されます。
各表記の意味は、以下のようになっています。

「○」・・・・利用制限が無く、問題なく利用できる状態
「△」・・・・利用制限の可能性がある(分割払い中など)状態
「×」・・・・何かしらの原因で利用制限がかかっている状態

△が表示された端末は、今後利用制限がかかる可能性があるため、キャリアに問い合わせる必要があります。また、×の状態の端末は利用制限がかかっているため、ネットや電話の利用ができない場合があります。
ネットオークション等に出品するにあたり、利用制限の有無は非常に重要になります。
状態が「○」であれば問題はありませんが、「△」「×」の場合、購入者の電話やメールが突然使えなくなるという問題に繋がる可能性があります。また、「△」「×」の場合は、落札金額が低くなる場合がほとんどです。
このようなトラブルを避けるためにも、自身でネットワーク制限を確認する必要があります。

「iPhoneを探す」をオフにする
iPhoneには、自身の端末を紛失した際に端末の位置を特定することができる「iPhone を探す」という機能があります。
これは「iPhoneを探す」という機能がオンになっている際に利用できるサービスなのですが、出品する際にはオフにすることが必須となります。オンにした状態で出品した場合、自身のAppleIDと出品する端末が繋がった状態になり、購入者のAppleIDで利用することができません。
この機能は、以下の手順でオフにすることができます。

(1) ホームで「設定」を選択
(2) iCloudを開く
(3) 「iPhoneを探す」をタッチ
(4) 「iPhoneを探す」「最後の位置情報を送信」の両方をオフにする

このトラブルは、iPhone出品の際に非常に多く見られます。出品する際には注意しましょう。

■付属品・状態の確認
iPhoneを出品する際に重要なことは、状態や付属品の確認です。
例えば、「本体に傷があった」「画面の一部が反応しない」といった問題が生じた場合、トラブル対応が必要となるためです。動作チェックや付属品の有無は、入念に確認しておきましょう。
チェック項目の例は、以下の通りです。

動作・状態の確認項目

・電源ボタンの動作
・ホームボタンの動作
・音量ボタンの動作
・バイブレーション
・画面をタッチした際の反応
・イヤホンの接触
・充電状況
・指紋認証の動作
・音量の大きさ
・水没マーカーの状態
・本体の傷の状態

付属品の確認項目

・イヤホン
・Lightningケーブル
・充電器
・SIMピン
・iPhoneが入っていた箱
・説明書

注意事項として、iPhoneが入っていた箱のIMEI番号が端末の番号と一致するかを確認しておきましょう。状態が良く、付属品に抜けが無い場合は、高額で買い取ってもらえることもあるため、可能な限り、良い状態での出品が理想的です。

■設定の初期化
ネットオークションに出品する際、初期化が必須となります。自身のプライベートなデータや個人情報の流出、購入者に手間をかけさせないためにも、正確な方法での初期化が必要です。
以下の方法で設定の初期化を行いましょう。

(1) ホームで「設定」を選択
(2) 「一般」を選択
(3) 「リセット」を選択
(4) 「すべてのリセット」を選択
(2) パスワードを入力

この工程を行うとアップルのマークが表示され、初期化が完了します。

―高く売るためのコツ―

これまで説明してきた流れを経て、iPhoneをようやく出品することができます。
しかし、これらの工程を注意深く行っても、高く購入してもらえるかどうかはわかりません。状態の良いiPhoneを出品している人は、日本で無数にいると言っても過言ではありません。
自身のiPhoneを売るためには、状態だけではなく、出品の際に気を付ける点がいくつかあります。

・自身に適したオークションサイトを選定する。
・商品の説明を魅力的に、かつ詳細に記載する。
・購入者に解りやすいように、端末の写真を載せる。

このように、出品の際に一手間を加えることにより、いっそう高く購入してもらえる可能性があります。ただし、オークションはその時期の流行や閲覧数によっても金額が大きく変動するため、注意が必要です。

―まとめ―

これまで使ってきたiPhoneを買い取ってもらう場合、PCがひとつあれば販売に繋げることができるネットオークションやネットフリマは、非常に有効な手段です。
しかし、これまで述べたように、非常に手間がかかるうえに金額が変動するといったデメリットがあります。もし手間をかけたくないのであれば、「中古買取業者」に買い取ってもらうことをオススメします。

中古買取業者による買取は、業者にiPhoneの査定を行ってもらい、その金額分の現金を受け取る方法です。中古買取業者に依頼する場合は、端末の初期化や、ネットワークの利用制限などの工程を自身で行う必要が無く、業者が全て行うため非常に簡単です。さらに、正確な査定の基準金額が決定するため、自身のiPhoneの価値の分、現金を受け取ることができます。
手間をかけずに、iPhoneを買い取ってもらいたい場合には、中古買取業者を利用することも有効な手段となるでしょう。

2017-04-18 iPhoneフリーズやアプリの動作が遅い・・・トラブル対処法はこれだ! iPhoneが熱くなる原因と対処法
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