GoProのバッテリーがあるのに切れる問題について!解決策・原因と対策
GoProは、手軽に高画質の動画撮影ができる人気のカメラですが、バッテリーに関するトラブルに遭遇した経験のある方も少なくないのではないでしょうか。 せっかくの撮影がバッテリー切れで中断されたり、撮影中に突然電源が落ちてしまうと、非常に残念な気持ちになりますよね。 今回は、GoProのバッテリーが「あるのに切れる」という問題の原因と、その解決策を具体的に解説します。
□GoProバッテリー・あるのに切れる原因を探る
*バッテリーの消耗と過放電
GoProバッテリーは、繰り返し使用することで徐々に劣化していきます。
特に、長期間使用していないバッテリーや、完全に放電したまま放置されたバッテリーは、性能が低下し、容量が減少している可能性があります。
これは、バッテリー内部の化学反応の劣化によるもので、充電してもすぐに切れてしまう原因となります。
過放電状態になると、バッテリーが回復不能になるケースもありますので注意が必要です。
バッテリーの残量表示が正確でない場合もありますので、撮影前に十分な充電を確認し、定期的なバッテリー交換も検討しましょう。
*SDカードの書き込み速度と相性問題
GoProで高画質の動画を撮影する場合、SDカードへの書き込み速度が重要になります。
書き込み速度が遅いSDカードを使用すると、データの書き込みが追いつかなくなり、カメラがフリーズしたり、電源が落ちたりする可能性があります。
GoProが推奨する速度クラス(UHSスピードクラスなど)のSDカードを使用し、十分な空き容量を確保することが大切です。
SDカードの相性問題も考えられます。
異なるメーカーや種類のSDカードを試してみるのも有効な手段です。
*GoPro本体の発熱と熱暴走
GoProは、高性能なプロセッサを搭載しているため、長時間使用すると本体が過熱し、熱暴走を起こすことがあります。
熱暴走は、バッテリーの消耗を早め、最悪の場合、カメラの故障につながる可能性があります。
長時間撮影を行う際は、こまめに休憩を取るか、冷却対策を行う必要があります。
GoPro本体を風通しの良い場所に置く、冷却ファンを使用するなどの工夫をしましょう。
*ソフトウェアのバグやアップデートの影響
GoProのソフトウェアには、まれにバグが発生することがあります。
バグによって、バッテリー消費が異常に増加したり、電源が不安定になったりする可能性があります。
最新のファームウェアにアップデートすることで、多くのバグは解決されます。
アップデート後も問題が解決しない場合は、GoProのサポートに問い合わせてみましょう。
*その他考えられる原因
上記以外にも、バッテリー端子の汚れ、本体内部の接触不良、使用環境(極端な高温・低温)などによって、バッテリーが「あるのに切れる」という現象が発生する可能性があります。
これらの原因を特定するには、GoPro本体の清掃、端子のチェックなどを行う必要があります。
問題が解決しない場合は、GoProの修理を検討しましょう。
□GoProバッテリー・あるのに切れる問題への効果的な対策
*SDカードの交換・最適なカード選び
GoProで使用するSDカードは、書き込み速度が重要な要素となります。
GoProが推奨するUHS-I U3またはUHS-II U3クラス以上のSDカードを選びましょう。
容量も、撮影時間や解像度に応じて適切な容量を選択することが重要です。
高画質・長時間撮影を想定する場合は、大容量のSDカードを選ぶことをお勧めします。
*バッテリーの適切な管理方法・充電方法
GoProバッテリーは、完全に放電させないことが長持ちさせるコツです。
残量が少ない状態で放置せず、こまめに充電しましょう。
また、高温や低温の場所での保管は避け、常温で保管することが重要です。
純正の充電器を使用し、急速充電機能は必要に応じて使い分けることで、バッテリーの寿命を延ばすことができます。
*GoPro本体の冷却方法・熱対策
長時間撮影を行う場合は、GoPro本体の発熱に注意が必要です。
撮影中に本体が過熱してきたら、撮影を中断して冷却する時間を設けましょう。
風通しの良い場所で撮影したり、冷却ファンを使用したりするのも効果的です。
また、撮影前に本体の熱を逃がすため、日陰で冷却しておくのも有効です。
*ファームウェアのアップデートと設定の見直し
GoProのファームウェアは定期的にアップデートすることで、バグ修正や機能改善が適用されます。
最新のファームウェアにアップデートすることで、バッテリーに関する問題が解決される可能性があります。
また、GoProの設定を見直し、不要な機能をオフにすることで、バッテリー消費を抑えることができます。
*モバイルバッテリー給電による長時間撮影
GoProは、外部電源からの給電に対応しています。
モバイルバッテリーを使用することで、長時間撮影が可能になります。
モバイルバッテリーを選ぶ際には、出力電圧と電流を確認し、GoProの推奨値を満たすものを選びましょう。
給電しながら撮影する際は、バッテリーを外して使用することを推奨している場合もありますので、GoProの取扱説明書をよく確認しましょう。
*代替バッテリーの使用検討
GoProの純正バッテリー以外に、サードパーティ製のバッテリーも販売されています。
価格が安いものも多いですが、品質や安全性に注意して選択しましょう。
信頼できるメーカーのバッテリーを選ぶことが大切です。
バッテリーの膨張など、安全面のリスクも考慮する必要があります。
□まとめ
GoProのバッテリーが「あるのに切れる」という問題は、様々な原因が考えられます。
バッテリーの劣化、SDカードの書き込み速度、GoPro本体の発熱、ソフトウェアのバグなど、複数の要因が重なって発生することもあります。