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iPhone機種変更・データ引き継ぎについて!スムーズな移行を実現する手順

新しいiPhoneに機種変更する際、データの引き継ぎはスムーズに行いたいものですよね。 様々な方法があり、どれを選べば良いのか迷ってしまう方もいるのではないでしょうか。 今回は、iPhoneの機種変更におけるデータ引き継ぎの方法を、クイックスタート、iCloud、iTunesバックアップ、そして主要アプリの設定引き継ぎまで、分かりやすく解説します。

iPhone機種変更でスムーズなデータ引き継ぎを実現する手順

クイックスタートを使ったデータ移行・初期設定

iPhoneの機種変更で最も手軽なデータ移行方法は、クイックスタートです。
新しいiPhoneの電源を入れ、Bluetoothをオンにした状態で、旧iPhoneの近くに置きます。
旧iPhoneに「新しいiPhoneを設定」というポップアップが表示されるので、「続ける」をタップします。

その後、新しいiPhoneに表示されるアニメーションを旧iPhoneのカメラで読み取ります。
Apple IDが表示されるので確認し、「自分用に設定」を選択します。
あとは画面の指示に従い、パスワードを入力、Face ID/Touch IDを設定し、各種設定を進めていくだけです。
データ転送中は両方のiPhoneは使用できませんので、時間に余裕を持って作業を始めましょう。

完了後、新しいiPhoneは再起動し、アプリのダウンロードが始まります。
旧iPhoneは「このiPhoneを消去」の画面に移行するので、データ削除を実行します。
クイックスタートは、iOS 12.4以降に対応しています。

iCloudバックアップと復元によるデータ移行

クイックスタートが使えない場合、または事前にバックアップを取っておきたい場合は、iCloudバックアップが便利です。
旧iPhoneでiCloudバックアップを作成するには、「設定」>「[あなたの名前]」>「iCloud」>「iCloudバックアップ」と進み、「今すぐバックアップを作成」をタップします。
Wi-Fi接続と充電状態が必須です。

バックアップ容量が不足する場合は、iCloudストレージのプラン変更が必要です。
新しいiPhoneでは、初期設定後、「Appとデータ」画面で「iCloudバックアップから復元」を選択し、Apple IDとパスワードを入力して復元します。
iCloudバックアップには、写真や動画、アプリデータなどが含まれますが、容量制限やバックアップのタイミングによっては、最新データが全て含まれていない可能性があります。

iTunesバックアップと復元によるデータ移行

パソコンをお持ちの方は、iTunesバックアップも選択肢の一つです。
旧iPhoneをパソコンに接続し、iTunesを起動します。
「概要」「デバイスのバックアップを暗号化」にチェックを入れ、「今すぐバックアップ」をクリックします。

バックアップが完了したら、新しいiPhoneを接続し、「このバックアップから復元」を選択して復元します。
iTunesバックアップはiCloudバックアップと比較して、容量制限の心配が少なく、より完全なバックアップが可能です。
ただし、パソコンが必要な点がデメリットです。

通信事業者アプリによるデータ移行

docomo、au、SoftBankなど、通信事業者によっては独自のデータ移行アプリを提供している場合があります。
これらのアプリは、機種変更時に便利ですが、対応機種や移行できるデータに制限がある場合があるので、事前に確認が必要です。
AndroidからiPhoneへの機種変更の場合は、「iOSに移行」アプリを利用することで、データ移行が可能です。

機種変更時に必ず確認すべきアプリの引き継ぎ設定

データ移行が完了しても、全てのアプリの設定が引き継がれるわけではありません。
特に重要なアプリの設定は、個別に確認・設定する必要があります。

LINEのトーク履歴・友だち情報引き継ぎ

LINEは、クイックスタートでも引き継げる場合が多いですが、トーク履歴のバックアップを事前に取っておくことをお勧めします。
LINEアプリの設定から「トークのバックアップ」を選択し、「今すぐバックアップ」をタップしてPINコードを設定します。

iCloudバックアップでは、古い画像や動画はバックアップされない場合があるので注意が必要です。
新しいiPhoneでLINEを起動し、QRコードでログインすることで、トーク履歴を復元できます。
iCloudバックアップを利用しない場合は、iTunesバックアップを利用する、もしくはLINE公式が提供するバックアップ・復元機能を利用する必要があります。

Apple Payの設定引き継ぎ

Apple Payに登録したクレジットカードやSuicaなどの情報は、同じApple IDでログインすれば、多くの場合自動的に引き継がれます。
しかし、Suicaなどは再登録が必要な場合があります。
機種変更後は、Walletアプリを開き、登録されているカードを確認しましょう。
Suicaの再登録方法は、Walletアプリで旧iPhoneからSuicaを削除し、新iPhoneでWalletアプリからSuicaを再登録します。

二段階認証アプリの設定引き継ぎ

Google AuthenticatorやMicrosoft Authenticatorなどの二段階認証アプリは、機種変更前に必ず引き継ぎ設定が必要です。
旧iPhoneでバックアップを行い、新しいiPhoneで復元することで、認証コードを引き継げます。
Google Authenticatorはアカウントのエクスポート、Microsoft Authenticatorはバックアップ機能を利用します。
具体的な手順は、各アプリのヘルプを参照してください。

その他主要アプリのデータ引き継ぎと注意点

ゲームアプリやその他のアプリは、アプリごとにデータ引き継ぎの方法が異なります。
多くのアプリでは、ゲームセンターやFacebook、Googleアカウントなどの連携でデータを引き継げます。
各アプリのヘルプや公式サイトを確認し、適切な方法でデータを引き継ぎましょう。

SIMカードの交換タイミングと方法・eSIM対応機種の場合

SIMカードの交換は、データ移行の前後どちらでも問題ありません。
クイックスタートはBluetoothを使用するため、SIMカードによる通信は不要です。
SIMカードの交換方法は、まず新旧両方のiPhoneの電源を切り、旧iPhoneからSIMカードを取り出し、新しいiPhoneに挿入します。
eSIM対応機種の場合は、物理的なSIMカードの交換は不要で、通信事業者から提供されるQRコードを読み込むことで設定が完了します。

まとめ

iPhoneの機種変更は、データの引き継ぎ方法を理解することで、スムーズに進めることができます。
今回は、紹介したクイックスタート、iCloudバックアップ、iTunesバックアップ、そして各アプリの個別の設定を参考に、自分に合った方法を選択し、新しいiPhoneでの生活を快適に始めましょう。

2025-01-19 iPhoneデータ移行で機種変更をスムーズに!コツを解説します! iPhoneの写真バックアップの方法・安心安全な保存先を解説
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