ガラケーは個人情報の塊！プライバシーを守るために買取前にすることとは？
「以前使っていたガラケーやスマホを放置している」 MMD研究所が4月に行った「2017年中古端末に関する購買動向調査」によると、以前使用していたスマホをそのまま持っている方が半数近くいることが分かりました。
そこで今回はそういった人が多い理由や個人情報の塊であるガラケーを買取に出す前の準備について紹介します。
□スマートフォンは個人情報の塊
冒頭で多くの人が以前使用していたものを、そのまま放置している現状を紹介しました。
これらの背景にあるとされるのが、個人情報保護の意識が向上したことです。
また、もう一つにスマホに入っている個人情報がガラケー(フィーチャーフォン)に比べ増えていることも理由です。
ガラケーに含まれる個人情報といえば、以下の4つがあります。
・アドレス帳
・SNSメール送受信履歴
・写真画像
・メモ帳
一方で、スマホには以下の10個があります。
・アドレス帳
・メールアドレス
・SNSメール送受信履歴
・MMSメール送受信履歴(キャリアメール)
・LINEやインスタグラムといったSNS情報
・写真画像
・メモ帳
・インターネット閲覧履歴
・Felicaデータ
・各種サイトのIDやパスワード
このようにスマホにはガラケーと比べ多くの個人情報が含まれていることが分かります。
また、リセットしても専用ツールを使えば簡単に復元できることから、情報漏洩が心配になる方も多いでしょう。
特にSNSや画像写真にはGPS機能が搭載されているため、最寄り駅がばれてしまう可能性があります。
そのため、次に紹介する準備をしておくことをオススメします。
□ガラケーを売る前にする準備とは？
1つ目は、「かんたんログイン」の解除です。
一部のSNSサイトでは端末の個体識別番号でログインする方法がとられています。
これまで「かんたんログイン」などで利用したものがあれば、必ず始めに解除しましょう。
2つ目は、初期化することです。
買取店では初期化していないものは扱わないとしているケースがあります。
初期化の前には重要なデータまで消さないよう、バックアップをとっておきましょう。
初期化は様々な方法でできますが、「MENU画面を表示、端末初期化、端末暗証番号を入力して初期化を実行」の順で行う方法があります。
□まとめ
スマホやガラケーを放置している方の理由として個人情報が気になる方が多いことをお伝えしました。
そういった不安を取り除くために、今回紹介した初期化することに加え、データ削除のサービスを提供しているお店を選ぶと良いでしょう。
カウモバイルではデータ削除専用ソフトBlanccoを導入しておりますので、ぜひご利用ください。